体験者の声
小・中学校大阪府
導入してから約1年経過した2022年10月、授業見学と関係者様にインタビューさせていただきました。当日は発表や話し合いたくさんの英語の授業や、地元のいろいろな方とのワークショップが行われ、様々な使い方を実践されていました。英語の授業を担当されていた北條先生、授業を受けていた生徒様、この教室の導入をメインでご担当いただいた教育委員会雙田先生に導入の狙いやこの教室に対する想いを教えていただきました。
この教室を作った狙いとして、最初に10年後に予定している本庁の建て替えに向けて様々な分析・検証を行っていきたいと考えていました。その中で未来の教室や文科省の取り組みに出会い、実際に新しい施設を入れたらどういった効果があるかという検証を含めて実際にやってみたい、という狙いから導入させていただきました。実際に使用していて狙い以上の効果を感じています。私自身、学校や企業の環境整備担当の方から、環境(内装)が人に与える影響が大きいと聞いていて、そういったことを実際に肌で実感しています。
子どもたちが楽しそうに授業をしてくれます。この教室に入ってきた時、子どもたちの顔が普段とは違います。やっぱりワクワクしているというか明るい雰囲気で教室に入ってきてくれます。僕自身授業の幅が拡がるのでいろいろな設備を利用したいと思っているのですが、今日の授業でもホワイトボードの可動間仕切りを使って区切ったり、子供が後ろから出てきたりするだけで子どもたちの楽しみ方が変わりました。こういう授業の幅が拡がるところ、子どもたちが楽しそうに授業を受けてくれるところがすごく良いと思います。
普通の教室のいつもの机と比べるとホームベース型をしたこの机は友達同士の話し合いがとてもやり易いです。班の人数が少なかったり、多かったりするときも班の人数に合わせて自由な形で机をくっつけることが出来ます。またホワイトボードが全面に拡がっているのでみんなの意見をまとめ易いのも一つの要因です。今までは言葉だけで、相手に伝えなければならなかったことがプロジェクターやホワイトボードを使えることで視覚的にも伝え易くなり、自信をもって発表できるようになりましたし、発表する機会も増えたと思います。
授業の中で特に良くなったなと思う部分は子どもたちの授業中の発言機会が大きく増えたと感じる部分です。こちらの教室では普通の教室での授業と比較してグループで進める授業がメインとなる為、少人数で学習を進めることが出来ます。その為一人一人が話す割合も増えていきます。また発表者が発表している際にまわりのクラスメートが発表を聞くことが出来るということが、協働的に学という環境を創り出すことに繋がり、結果として対話の時間を大きく拡大することが出来ました。そういった点が発言の回数、発言時間の増加につながったと感じる部分です。
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