体験者の声
小・中学校東京都
導入後2年半経過したアクティブラーニング室(第二音楽室)で授業撮影と導入担当の先生、授業担当の先生、実際にこの教室を使っている生徒様にインタビューを行いました。授業は数学グループ内の生徒がオリジナル問題を作成しその問題を解き、解き方を作成した生徒、分かる生徒が教えるという授業でした。インタビューでは先生方の興味深い話、実際に使用している生徒様の教室に対する前向きな話を聞くことができました。
この教室を学校の中に設置するにあたり、新しい学習指導要領の実現を目指しました。実現を考えた時に今までのような既存の教室とは少し違った教室が必要かと思い、備品としては生徒たちが自分たちで考えて組み合わせを変更できるような机や、学び合いが活発になるような表裏の両面が簡単に使えるホワイトボード、ローラーが付いた機動力の高い椅子を検討しました。さらに、ICTをより活用するためにクロマキースクリーン、大型の電子黒板を2台設置するなど、授業の幅が広がる教室を作ろうと考え実際に作っていただきました。
内装や家具に明るい色をたくさん使っているこの教室がものすごく好きです。床のカーペットに使われている緑、黄色、青などの色味は他の教室にはない部分で、大型の電子黒板も2台もあって、教室自体も広いです。部屋自体に防音の機能もあるので、授業中に少し大きな声を出して皆で盛り上がることもできるし、ピアノも置くことができます。明るく、広々としたこの教室が私は学校の教室の中で一番好きです。
今回撮影いただいた授業のように、この教室では生徒が先生の立場になって問題を作成し、その問題が分からない生徒がいればその生徒に教えてあげたりしています。ホワイトボードを簡単に動かせるのでそれを使って教えることが多くなったので、普通教室でも黒板を使った教えあいが増えました。教科外の取組みになりますが鎌倉での校外学習の準備では生徒同士がプレゼンテーションの練習をこの教室で行っています。
今日の授業でもそうだったのですが、授業開始直後から問題を理解できている生徒にもう一歩で解けそうだったり、問題を解くきっかけを掴めていない生徒が教えてもらいに行く姿が見られたと思います。この教室を使い始めた時にはこういった授業でも普段から仲の良い友達に聞きに行くという姿が見えていたのですが、回数を重ねていくことでそこまで親しく出来ていなかった友達にも聞きに行く姿が多くみられるようになりました。こういった部分からもクラスメートの仲が深まると感じます。
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